コラム

2019年3月19日

最終更新:2021.00.00

就職活動にも影響する?腕時計をする習慣の大切さ

私が住む札幌も少しずつ春の兆しが見え始め、暖かさを感じる日が増えてきました。

秋好きの私としては、花粉症になりやすい春は「好き」とは言い難いところもあるのですが、それでも春が近づいてくると「新しいスタート」という気持ちが高まってきます。

10年以上就職や転職に関わる仕事をしていることもあり、4月1日という日が節目のような感覚になっているのかもしれません。

職業柄、春と言えば「就職活動と入社式」が浮かんできたりもします。

直近の4年間は企業側の立場で採用活動を行っていましたが、今年は某大学の学生さんを対象に就職支援に携わっているので、今は入社式よりも圧倒的に就職活動の印象が強くなりました。

日々、就職支援を通じてES添削や面接練習、そして一般的なマナーなどのお作法を学生さんにお伝えしています。

でも正直なところ、私が本当に伝えたいのは、自分自身の気持ちとの向き合い方です。

「どんな人生を生きていきたいのか」

「どんな未来を描いているのか」

こんな質問をすると95%以上の確率できょとんとされてしまいますが、就職活動をする上では必要不可欠だと感じているので、しっかり考えてもらえるようサポートしています。

この就職活動で一番大切にしてほしいのは、自分自身の軸をみつけること。

そして、描いた未来は、いつどんなタイミングでも軌道修正でき、何度でもやり直せるということ。

こんなメッセージを伝えながらサポートをしています。

と、思いっきり本題からずれてきてしまいましたので、この話はまた別の機会にまとめることにしまして……。

今回はよく学生から質問される「就職活動に腕時計は必須なのか?」ということについて考えていきます。

▲自分の軸をみつけるのに役立つのが「メモの魔力」で紹介されている1000本ノック。質問に答えることで自分の大切にしていることに気付くきっかけにもなるので、学生に全力でオススメしたい1冊です。

腕時計をしなくても、マナー違反ではないけれど…

「就職活動に腕時計は必須なのか?」という質問に対しては、様々な見解があると感じていますので、

「ビジネスシーンでの腕時計は必須アイテム」

「つけていないのはマナー違反である」

という意見があることは十分承知しています。

ただ、私個人の見解としては、マナー違反ではないと考えています。

一方で「腕時計をしないことで不便だったり、困ったり、冷や汗をかく機会はある」と痛感しているのも事実です。

そのため、私は就職活動に限らずビジネスシーンでは「腕時計はした方が良い」と考えており、着用をオススメしています。

冒頭の「就職活動に腕時計は必須なのか?」という質問も言わばビジネスシーンでの話。

そのため私は「腕時計はした方がいい」と回答しています。

そう回答した時の反論は大きく3つ。

「時間はスマホで確認できる」

「どうせ部屋には掛け時計があるから、時間が分からないことはない」

「腕が重くなるから嫌だ」

確かにスマホがあれば時間は確認できます。

実は私も昨年夏に会社を辞めてから全く腕時計をせず、スマホだけで時間を確認していましたのでとても共感できる話です。

特に夏は日差しが強く、腕時計の跡が腕に残る「時計やけ」が嫌なのもあり、完全に腕時計の存在が私の中から消え去っていましたし、特に困ったことも全くありませんでした。

また、スマホを出しづらい時も部屋には掛け時計がありましたし、他の人に時間を聴ける環境で不便も感じませんでした。

こんな経験をしているので、学生が反論したくなる気持ちもものすごくわかります。

ただ、昨年末に「外出時は必ず腕時計をしなければ、気持ちが落ち着かなくなる」ほどの出来事があり、考えが180度変わりました。

腕時計をしていないことで猛烈な冷や汗をかき、仕事に支障が出そうになりそうな出来事だったのです。

時間把握の難しさを痛感

その冷や汗ものの出来事とは……。

2018年12月に開催された「サッポロ・シティ・ジャス」の飲食コーナーで働いた時のことです。

飲食系の仕事は大学時代に餃子とカレーのみよしの(札幌のソウルフードでかなりオススメ!)で働いた時以来なので、まさに20年ぶり。

ド素人感満載で、与えられた役割を果たすことに必死な中、リーダーからこんな指示が出ました。

「●時になったら、▲▲に集合してください」

「●時になったら、■■してください」

「●時になったら、ラストオーダーを取りに行きましょう」

その指示と同時に、私以外全員が腕時計を確認しはじめます。

そして、腕時計を見ながら時間把握をしています。

私はというと……。

腕時計はしていませんでした。

スマホはポケットに入れていましたが、すでに暗転していた会場でスマホを出して時間を確認する勇気はありませんでした。

イベント会場に掛け時計は一切ありません。

その結果、時間把握が全くできませんでした。

今何時なのかなのかすら、全く分からない状態だったのです。

とにかく焦りまくりで、冷や汗というよりも血の気が引いたと表現した方が適切な心境になりました。

そこから具体的な業務指示に話が進みましたが、時間把握できないという事実が私の集中力をそぎ続ける結果になり、ただただ動揺するばかり。

仕事中は、自分の中にある時間感覚を頼りに、要所要所で他のスタッフの方に「そろそろですよね?」「そろそろですかね?」とさりげなく時間を確認しながら、何とか仕事を終えることができたものの、疲労感がドッと増した気がします。

もちろん、ストレートに「何時ですか?」と尋ねても、何も問題はなかったかもしれないのですが、腕時計をしてない恥ずかしさが勝り、まどろっこしい表現しかできませんでした。

▲表向きは笑顔で仕事をしていたものの、内心ではこんな風に頭を抱えながら仕事をしていました。腕時計ひとつでこんなに仕事のパフォーマンスに影響が出るとは思わず、本当に弁解の余地がありません。

備えあれば憂いなし、腕時計を身につけよう

「サッポロ・シティ・ジャズ」の仕事は2日間でしたが、2日目は腕時計をしたことで心のゆとりが全然違いました。

たかが腕時計。されど腕時計。

それまで存在すら忘れてしまっていた腕時計にごめんなさいをして、外出する時は基本的に腕時計をする習慣を意識的に身に付け直しました。

就職活動でも必ず部屋に時計があるとは限りません。

スマホを頼りにしていても、突然に充電が切れることもあるかもしれません。

突然にスマホの電源が落ちることもあるかもしれません。

腕時計をしていないことが理由でマイナス評価になることは限りなく少ないと思いますが、腕時計をしていた方が気持ちのゆとりを保てることが多いです。

腕時計をする習慣がないという場合も、お守り的に身につけてみることをオススメします。


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2019年3月19日

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宮治 有希乃さんの写真

宮治 有希乃Miyaji, Yukino

組織人事コンサルタント/キャリアコンサルタント

2007年より民間企業で人事労務・人材育成に携わり、現場の最前線で人材採用から社員育成・定着化、人事制度構築、キャリア支援などを経験したオールラウンダー。
外資系人材総合サービス会社、ITベンチャー企業出身。
2018年10月、寄りそうコンサルタントグループ HR LABOを立ち上げ、独立。現在は人事制度構築や採用・定着化、人材育成などを中心に、組織人事及びキャリア領域を軸として活動している。
支援企業:150社以上、対人支援:延べ7,000人以上の実績あり。

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