コラム

2022年8月30日

最終更新:2022年8月30日

みらいの校則【キャリコンサロン編集部】#71

毎週火曜日に更新している「キャリコンサロン編集部」noteマガジン。

今週のお題は「子どもに教えられたこと」です。

実在する驚きの校則

「みらいの校則」とは「学校の校則やルールにまつわる新しいアイデア」などを紹介する企画的なお題です。

私が通っていた学校は、そこまで厳しい校則はなかったので反発心はありませんが、他校の話を聞くと何のための校則なのか疑問に思ったものはあります。

●女子生徒のポニーテール禁止

●男子生徒は耳が出る短髪のみ

●爪先は2mm以内に切りそろえる

●下着の色は白のみ

●スクールバスは高学年が乗っていたら次の便を利用する

直接聞いて覚えている校則はこの5つくらいですが、ネットで軽く調べても全国各地に不可思議な校則があると分かりました。

「服装違反の者は半年間、教頭と交換日記する」といったものまであり、驚愕です。

あまりに興味深い校則が次々出てきて無心で15分くらい読み漁ってしまったので笑、そろそろ「みらいの校則」を考えていきましょう。

生徒が毎年決める校則

「校則=拘束」と言われることが多いですが、多くの学校の校則は生徒の行動や発想を拘束するルールが多いと感じています。

もちろん学校生活を安全に過ごすために必要な不可欠なものはありますが、豊かさを制限するものの方が多い印象です。

例えば安全面に配慮した内容は基本校則とし、+α必要があれば生徒が自分で決めるのはどうでしょうか。

生徒にも色んな価値観があるのでまとめるのは大変ですが、自分で決めた、もしくは選んだ校則であれば校則の存在意義も理解しやすいのではないかと思います。

なぜこの校則があるのか。

何のために守るのか。

守ることでどんな未来に繋がるのか。

この過程を教師だけではなく、生徒も一緒に考えることができれば、納得感のある校則ができそうです。

スタディケーションの導入

ちなみに私が猛烈に推奨したい校則は「スタディケーション」の導入です。

「勉強」と「旅」を組み合わせたスタディケーション。

学びたいテーマと行きたい場所を決めて、2週間くらいぜひ。

学校側でコースを決めてもいいと思いますが、可能であれば各自で決めて移動や宿泊の手配も自分で対応できるといいですね。

社会人のワーケーションと合わせてあたり前の文化になる未来は遠くないと感じています。

「北海道の食文化を知るスタディーケーションやワーケーションに携わることができたらいいな」と漠然とした夢も浮かんできました。

やりたいことリストに書き加えておきます。

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2022年8月30日

最終更新:2022年8月30日

宮治 有希乃さんの写真

宮治 有希乃Miyaji, Yukino

組織人事コンサルタント

2007年よりITベンチャー、人材ビジネス業界で人事労務・人材育成に携わり、現場の最前線で人材採用から社員育成・定着化、人事制度構築、キャリア支援などを経験したオールラウンダー。2018年10月に寄りそうコンサルタントグループ HR LABOを立ち上げ、独立。 現在は、組織人事及びキャリア領域で「組織の人間関係を読み解き、働きがいのある職場環境を整えること」に注力。多角的組織診断を活用した組織活性や採用・定着化、人材育成を中心に活動している。※支援企業:300社以上、対人支援:延べ7,200人以上の実績あり。

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