コラム

2021年10月19日

最終更新:2022年9月12日

好きなキャリア理論【キャリコンサロン編集部】#26

毎週火曜日に更新している「キャリコンサロン編集部」noteマガジン。

今週のお題は「好きなキャリア理論」です。

私の好きな2つのキャリア理論

キャリアコンサルタントが集まるサロンならではだなと思うお題がやってきました!

私は理論よりも自分が経験して体感したことを大切にしているので、正直なところ細かな内容は抜け落ちてしまっているものが多いです。

試験対策で学んだのも産業カウンセラーの筆記試験を受験した時なので、14年前……。

月日の流れが速いことを実感しますね。

とはいえ、やはりキャリアの専門家。

(だと自負できる自分であり続けたい。)

キャリア理論の概要は把握していますので、本記事では2つの好きな理論についてご紹介します。

ハップンスタンスラーニングセオリー

キャリアコンサルタントが好きな理論として上位にランクインされることが多い「ハップンスタンスラーニングセオリー」

米国スタンフォード大学 教育学・心理学教授のJ.D.クランボルツが提唱した偶然の出来事から学ぶ理論のことで、私が1番好きなキャリア理論です。

偶然の出来事は、人の進路やキャリアに大きな影響を与える。
人生のチャンスは、偶然からも起こり得る。

キャリアの8割が偶然の出来事によると言われていますが、私の人生を振り返っても、意図した出来事よりも偶然の出来事の積み重ねの方が今に繋がっていると実感しています。

変化の激しい時代だからこそ、偶然の出来事をチャンスにする5つの力を育て、充実した毎日を過ごしていきたいです。

<偶然の出来事をチャンスにする力>
 好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・リスクテーキング

私はこの5つの中でも、好奇心を大切にしていきたいと考えています。

たとえ興味がないことでもあっても、ワクワクした気持ちで触れることができれば、思いがけない気づきがあるかもしられないからです。

最初からシャットアウトしてしまうのはもったいない!

まずは何事も体験してみないと始まらないですからね。

そして、柔軟性と楽観性を持って、起こった出来事をプラスの側面で捉えて生きていきたいです。

8つの意思決定スタイル

行動することを大切にしている私にとって、行動するための決断=意思決定に関する理論は、非常に興味深いものでした。

中でも、アメリカの心理学者 ディンクレッジの8つの意思決定スタイルが分かりやすく、あまり知られていない印象もありますが、私は好きです。

<8つの意思決定スタイル>
衝動型、運命論型、計画型、苦悩型、
従順型、直感型、延期型、無力型

段階を踏んだ意思決定ができ、計画的な行動ができる「計画型」が望ましいとされていますが、令和時代の特徴を考えると、個人的には「直感型」や「衝動型」も意識していきたいスタイルだと思っています。

詳しい解説は割愛しますが、型の名前から内容は連想しやすいので、自分はどの型にあてはまるか考えてみてもおもしろいかもしれませんね。

(気になる方は、「8つの意思決定スタイル」で調べてみてください。)

ちなみに私自身は、「直感型」と「計画型」の中間だと自己分析しています。

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2021年10月19日

最終更新:2022年9月12日

宮治 有希乃さんの写真

宮治 有希乃Miyaji, Yukino

組織人事コンサルタント

2007年よりITベンチャー、人材ビジネス業界で人事労務・人材育成に携わり、現場の最前線で人材採用から社員育成・定着化、人事制度構築、キャリア支援などを経験したオールラウンダー。2018年10月に寄りそうコンサルタントグループ HR LABOを立ち上げ、独立。 現在は、組織人事及びキャリア領域で「組織の人間関係を読み解き、働きがいのある職場環境を整えること」に注力。多角的組織診断を活用した組織活性や採用・定着化、人材育成を中心に活動している。※支援企業:300社以上、対人支援:延べ7,200人以上の実績あり。

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