宮治のこと

2021年8月18日

最終更新:2022年10月8日

わたしの反抗期【キャリコンサロン編集部】#17

毎週水曜日に更新している「キャリコンサロン編集部」noteマガジン。

今週のお題は「わたしの反抗期」です。

反抗期がなかった私

まったく筆が(指が)進まない今回のお題(笑)

お題を知ってからずっと反抗期があったか思い出してみましたが、それらしいものは思い当たず……でした。

その代わり、子供の頃に抱えていたある想いには気づけたので、本記事ではそのことについて書いてみようと思います。

お題からは逸れてしまいますが、「反抗期」と向き合った結果ということで、ご容赦くださいませ。

反抗心より諦めの境地

私が子供の頃に抱えていたある想い。

それは「諦めるしかない」というものでした。

社会人になってからは「友達母娘」と言われるほど仲が良い関係ですが、子供の頃から大学を卒業するまで、母の存在はとにかく怖かったです。

門限が厳しく、日帰りの遠出もお泊りもNG。

「みんなやっている」「みんな持っている」

と意を決しておねだりしたことも

「みんなって誰?!全員名前を言いなさい」と怒られたりもしました。

ものすごい剣幕で論破されるので、反抗する気力もなく、諦めの境地だったように思います。

ただ、母のことが嫌いだったかと言われれば、間違いなく答えはNO。

友達より行動の制約があっただけで、私や弟への愛情はものすごく感じましたし、愛情ゆえの制約だということも理解できていました。

そういう意味では諦めの境地というのも違うのかもしれないですね。

「うちはこういうルールなんだ」と受け入れていたのは事実ですし、ルールの範囲内ではありますが、楽しい時間も過ごせていました。

高校時代は放課後に友達とロッテリアで話したり、ベンチでアホなポーズをしながら写真を撮りまくったり、良い想い出もいっぱいです。

夜遅くまで遊べる友達がうらやましいと思ったこともありましたが、私なりに楽しい時間を過ごせたので、門限が厳しかったことに恨みもありません。

反抗期がなかった代償

今回振り返るきっかけもなった反抗期について思い出してみて、気づいたことがあります。

それは「大切な人に大切なことを言えない自分がいる」ということです。

「こんなこと言ってがっかりさせたらどうしよう」

「わがままだと思われて嫌われたくないな」

「愛想を尽かされたら立ち直れないや」

自分の気持ちをぶつける前に諦めてしまうことが多かったからか、相手がちょっとでも強い口調だったり、眉間のシワが見えたりすると、何も言えなくなってしまうんですよね。

仕事だとスイッチが入るからか、自分の意見をハッキリ言えますし、お客様に厳しい話もできるんですが、個人的な話になるとまるで別人になることが多いです。

「一生後悔するんだろうな」という後悔を抱えていますが、本当に向き合わなければいけなかった場面で向き合えなかった自分が原因だったりもします。

これからの私にできることは、この後悔を最後の後悔にすること。

そのためには自分を信じ、相手を信じることが大切ですね。

反抗期から思わぬ流れになって戸惑っていますが、これも「お題から文章書く醍醐味」なのかなと、実感できてよかったです。

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2021年8月18日

最終更新:2022年10月8日

宮治 有希乃さんの写真

宮治 有希乃Miyaji, Yukino

組織人事コンサルタント

2007年よりITベンチャー、人材ビジネス業界で人事労務・人材育成に携わり、現場の最前線で人材採用から社員育成・定着化、人事制度構築、キャリア支援などを経験したオールラウンダー。2018年10月に寄りそうコンサルタントグループ HR LABOを立ち上げ、独立。 現在は、組織人事及びキャリア領域で「組織の人間関係を読み解き、働きがいのある職場環境を整えること」に注力。多角的組織診断を活用した組織活性や採用・定着化、人材育成を中心に活動している。※支援企業:300社以上、対人支援:延べ7,200人以上の実績あり。

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