コラム

2021年5月14日

最終更新:2022年11月7日

毎朝3分の新習慣~「未来先取り日記」を100日続けた効果とは

令和の新習慣として始めたモーニングページに加え、3か月ほど前から毎朝3分、「未来先取り日記」をつけています。

モーニングページは「朝起きた時に思ったことをノートに書いていく」というもの。

頭に浮かんだことをとにかく殴り書きしています。

「未来先取り日記」はその名の通り、1日の始まりに1日の終わりを想像して日記を書くというものです。

私がこの「未来先取り日記」知ったきっかけは宝地図の師匠である望月俊孝さんのシェアですが、直感的に「おもしろそう」だなと感じ、すぐに本を購入しました。

「思考は現実化する」とか「頭に思い浮かぶものは叶えられること」という話には何の疑いもありませんし、その通りだと実感できる体験も多々あります。

ただ、日常にうまく落とし込めていない歯がゆさがあったので、もしかするとそういった想いも興味を持ったきっかけだったのかもしれません。

帯に書いてあった「思考を現実化する最強アイテム」という言葉にも惹かれました。

まずは100日やってみると決意

私は宝地図をつくることで、欲しい現実は自分で作り出すことができることをお伝えしていますが、もっと手軽に取り組めることはないかと模索し続けていました。

仮予定もスケジュールに入れる「未来予約」を取り入れたり、半年後の自分へ手紙を書いたりと、色々実践している習慣もあります。

実はこれまでも毎朝スケジュールやタスクを見ながら1日の流れを整理する時に「こんな1日にしたいな」とイメージもしていて、その通りになったことも1度や2度ではありません。

そのため「未来先取り日記」を知った時に「イメージするだけで現実化するなら、文章で書いてみたらもっと効果があるかも?」という淡い期待も抱いたんですよね。

そしてその期待は、手元に届いた本を読んでさらに高まりました。

効果的な日記の書き方が分かるだけではなく、日記の書き出しはなぞるだけという手軽さ!

「始まってもいない1日のことをイメージできないよ!」という日があったとしても、これなら継続しやすいですし、本当に手軽だなと感じました。

こうして私は「100日やってみる」と決意!

本の中では「まず49日」とありましたが、不思議と「100日」の方がしっくり来たので、そのまま目標にしてみました。

▲日記は直接本に書き込むことができますが、私は何度も繰り返し使いたかったので、PDFをダウンロードして印刷することにしました。書きやすいに49日分はクリアファイルに入れて置き、書き終わったらファイルに綴っています。

100日後の効果

「変わっている」とか「もったいない」とよく言われますが、私は手帳や日記を定期的に処分しています。

自分に何かあった時、自分が意図しないタイミングで、意図しない人に感情駄々洩れのものを見られたくないからです。

良く刑事ドラマとかで刑事さんが手帳とか日記を読むじゃないですか?!

あれを絶対にされたくないのです。笑

この「未来先取り日記」も近い将来処分しますが、どんな効果があったかはここに記録として残しておこうと思います。

■穏やかな気持ちで過ごせる日が倍増!
「未来先取り日記」はできる限りどんな感情で過ごしたいか書くようにしています。

私は常々感情の起伏はゆるやかに、穏やかな生活を送りたいと願っているため、日記の締め言葉として「穏やかに過ごすことができました」と書くことが多いです。

不安なことも書き出しますが、「それでも穏やかに過ごせました」と文章にすることで、時間が経っても穏やかに過ごせる選択を自然とできるようになったと感じています。
■新しいチャンスが倍増!
仕事面では「こんな仕事に繋がりました」という根拠も気配もない希望だけの仕事を書いたこともありましたが、その内容に近しいお話をいただくことが急増しました。

今後軸足を置きたい領域の活動ができるよう2021年3月末でいくつかの仕事を終了する決断をしたのですが、予定よりも早く新しいチャンスに恵まれビックリ!

本に書いてあったような大きな話はありませんが、仕事の状況を振り返ると「思考は現実化する」と実感できる機会が多いです。
■信号待ちが減った!
これは番外編のような効果ですが、確実に信号待ちをすることが格段に減りました。

あと帰宅時の交通機関は特に時刻表を見ていないので、タイミングが悪いと待ち時間も長くなりがちですが、この時間も減ったように感じています。

たまたま空いている車両に乗れたり、ひとりランチの時も最後の一席に座れたり。

些細なことではありますが、ちょっとしたラッキーの積み重ねで気分が良くなることが増えました。

このまま200日続けてみます!

本で紹介されていた「まずは49日」を楽しくクリアでき、さらに2回転目、3回転目も飽きることなく継続できているので、これは確実に朝の習慣として定着したと言っても良いかなと思っています。

完全に妄想ですし、必ずしもその通りの1日を過ごせるわけではありませんが、朝から良い気分になれるのは間違いありません。

自分が1日をどのように過ごしたいのかを朝の段階でイメージすることは、主体的な行動にも繋がりますよ。

「充実した1日」にしたい日は不思議と行動量が増しますし、「楽しい1日」にしたい時は楽しいことにアンテナが向いて、新しい情報をキャッチしやすくなります。

このまま200日続けたら、もっと自分にとってプラスのことが起きやすくなるかもしれませんね。

また違った効果が出てきたら、第2弾の記事も書いてみようと思っています。


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2021年5月14日

最終更新:2022年11月7日

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宮治 有希乃Miyaji, Yukino

組織人事コンサルタント

2007年よりITベンチャー、人材ビジネス業界で人事労務・人材育成に携わり、現場の最前線で人材採用から社員育成・定着化、人事制度構築、キャリア支援などを経験したオールラウンダー。2018年10月に寄りそうコンサルタントグループ HR LABOを立ち上げ、独立。 現在は、組織人事及びキャリア領域で「組織の人間関係を読み解き、働きがいのある職場環境を整えること」に注力。多角的組織診断を活用した組織活性や採用・定着化、人材育成を中心に活動している。※支援企業:300社以上、対人支援:延べ7,200人以上の実績あり。

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