2020年2月8日に起業副業支援型コワーキングスペース SALOON札幌にて開催する「士業のためのグループキャリアコンサルティング」。
大変ありがたいことに満員御礼となっております。
ありがとうございます！
今回の士業向けのイベントを開催することになり、「なぜ士業向けなのですか？」と質問をいただく機会がありましたので、イベントのご紹介も兼ねて私がファシリテーターをお受けした理由をお伝えすることにしました。
本イベントの主催者である行政書士 工藤 保広さんは、今後も定期的に士業向けのイベントを開催していく予定と聞いておりますので、今後も含めて何かの参考になれば幸いです。
ファシリテーターをお引き受けした経緯
SALOONで工藤さんと仕事の話をしている時のこと。
工藤さんから「士業の資格を取得して独立をしても、何を強みにしてどんなお客様とお取引していくのか試行錯誤している人が多い」という士業の課題と同時に、「自身のキャリアを振り返って強みに気付き、専門分野や業務の軸となるような業務を考える手がかりをみつけられる取り組みができたら」という想いを聞きました。
「キャリアコンサルタントとコラボして取り組むのが望ましい」ということからお声掛けいただいたのですが、一番最初のきっかけです。
「気づきのかけ算」が起きる場づくりをしたい
工藤さんは、起業家育成専門家として毎週精力的にSALOONで起業支援の個別相談を行ったり、事業計画などを作るグループワークショップを開催しています。
その他、とても人望がある方なので個別に相談が来ることも多く、工藤さんの元には「起業したい、事業を軌道に乗せたい」という熱意を持った方が集まってきていると感じていました。
そして話を聴けば聴くほど「この方々が集まる場所があって、熱意はもちろん不安に感じていることや困っていることなどをざっくばらんに話せる場所があれば、とてつもないパワーが生まれるのではないか」と漠然と思っていたのです。
そんなタイミングで工藤さんから士業向けの個別キャリアコンサルティングの相談を受けたので、私は個別ではなくグループでの実施を提案させていただきました。
個別の方がじっくり関わることができる等、もちろんメリットはたくさんあります。
ただ、まずはグループでざっくばらんに話すことで自己理解を深めたり、話を聴くことで他者理解を深め気づきを得る、というような場の方が相乗効果を得られやすいのではないかと考えました。
気づきと気づきが掛け合わさることで新しい気づきに繋がったり、全く思いもつかなかったことをひらめくこともあるからです。
また、工藤さんのまわりには主体的に行動できる方が集まってきていると感じ、「気づきのかけ算」が起きる場を作る方が、参加してくださる皆さんの行動に繋がるヒントを持ち帰っていただけるのではないかという想いもありました。（これが一番の強い想い）
これがファシリテーターをお受けした理由のひとつです。
開業税理士/社労士の夫を応援して確信していること
そしてもうひとつ、今回ファシリテーターをお受けした理由があります。
これは工藤さんにもお伝えしていない理由です。
私の夫は2012年に独立した税理士/社会保険労務士です。
結婚した時は開業1年目だったこともあり、どのように事業展開していくか試行錯誤していたことをよく覚えています。
あれから8年。
大波小波と色々ありながらも、現在夫は自分がやりたい仕事に邁進し充実した日々を送っています。
この大波小波を乗り切れたのは、間違いなく支え合える仲間の存在があってこそです。
夫自身も士業仲間のコミュニティを作ったり、学び好きの仲間が集まる勉強会に参加したりと積極的に活動していました。
直接的な仕事の紹介だけではなく、仲間同士でのコラボビジネスが生まれたりもしていましたし、コミュニケーションの中で事業モデルを考えることもできていたのではないかと感じています。
工藤さんの話を聴きながら、結婚当初の夫のことを思い出し、独立間もない方や独立しようとしている人には、心のよりどころとなる場所があった方が活動しやすいだろうなと確信したのです。
このような想いもからグループキャリアコンサルティングをきっかけに「工藤コミュニティ」的なものができれば、ハッピーになれる人が増えるのではないかと考え、ファシリテーターをお受けする、というよりもファシリテーターやりますよと立候補したのです。
徒然なるまま思いの丈を綴ってきましたが、工藤さんを信頼していることが「士業のためのキャリアグループコンサルティング」のファシリテーターをお受けした根底のある理由です。
当日は士業の皆さんの気づき・発見に繋がる場づくりができるよう尽力いたします。
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